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マイクロ レーザーモジュール ラインナップ
μLINEMAN / μSQUAREMANは、彩世独自の革新的な μビームシェイパー(MBS)とレーザー光源を組み合わせたマイクロレーザーモジュール製品です。これらのビームを所望の焦点位置に形成いたします。また、ラインや正方形のサイズ変更、円形、長方形への
変換も可能です。
μLINEMAN
μSQUAREMAN
従来技術のDOE(Diffractive Optical Element)との比較優位性について
彩世のµモジュール : μLINEMAN 及び μSQUAREMANは、DOE式のトップハットビームシェイパーと同じように、光の回折を利用して
ガウシアンビームをトップハットに変換しますが、注目すべき点は、DOE では解決できなかった課題を解決する、これまでにはない
画期的な製品です。
DOEの素子表面は階段形状が作製され凹凸があるため、複数の不要なスポット(偽スポット)が発生し、光の利用効率に課題があり
ました。また、DOEは基本的に設計波長でしか機能しません。それらの課題を彩世のマイクロレーザーモジュール:μLINEMAN 及びμSQUAREMAN が解決致します。
- 多波長対応が可能(波長依存性がなくひとつの素子で広い波長範囲の対応が可能)
- 偽スポットがなく効率の低下がなくトップハットプロファイルの品質向上。
- レーザーパワーの出射効率は60%以上と格段の高効率を実現
- 複数光源の搭載が可能
- 熱劣化が少ない等、耐久性の向上
- トップハット以外の強度分布への変換(平行ラインだけでなく、いかり肩もなで肩のラインも自由自在)
- 設計、製造工程プロセスの効率化とコストダウン
- カスタマイズ対応が可能
- 非接触操作でビーム成形が可能なため光学要素へのダメージを避けられる
入射波長範囲:360~1300mm
光効率 :~100% 不要光ゼロ(表面反射を除く)
照度均一性 :cv<0.15 *cv=変動係数
主なアプリケーション 適用分野/応用分野
微細さ、精密さを求められる検査や加工において高精度かつ均一なビームプロファイルを提供します。
- 加工用レーザー・・・・スクラビング、アブレーション、溶接、レーザーカット
- 医療機器・・・・・・・細胞分類、分別、分析(フローサイトメトリ、傾向顕微鏡、DNAセンシング等)
- 3D計測機器・・・・・表面形状、位置、寸法、距離、姿勢、容積、体積、変形や歪み等の計測機器
- 農業用途・・・・・・・農産物の非接触検査・計測、非破壊検査等
- 環境用途・・・・・・・パーティクルカウンタ等
- 研究開発、光学検査において再現性の高い実験結果を得ることができます。
*デモ実施のご希望はお気軽にお問い合わせください。